ドラッグストア スマート化宣言とは
経済産業省と日本チェーンドラッグストア協会は、2025年までにドラッグストアで取り扱う商品に電子タグを装着してスマートストアを目指す「ドラッグストア スマート化宣言」を2018年3月16日に発表した。これは、少子化による人手不足と労務コストの上昇といった小売業の課題解決を目的にしており、店舗をスマート化することで人手不足解消を図る。
電子タグが装着されている商品は、従来のようにバーコードを1つ1つ手作業で読み取る必要がなく、離れた場所から複数の商品を一括で読み取れる。非接触で商品データを瞬時に認識するので、レジ業務や棚卸し業務を自動化・効率化できる。万引き防止の効果も狙える他、食品であれば、消費期限に応じた自動価格表示で食品ロスの削減にもつながる。
2017年に「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」が発表されたコンビニ業界ではすでに電子タグの実証実験に取組んでおり、2025年までに全ての取扱商品(推計1000億個/年)に電子タグ装着を目指している。
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