女性のための健康経営、各社は何してる?どんな工夫をしてる? 初の取り組み事例集を公開
経済産業省は先月、「健康経営における女性の健康課題に対する取組事例集(初版)」を公開した。健康経営に取り組む、中小企業から大企業までの事例をヒアリングしてまとめたもの。
CEOが生理痛体験に参加することで、経営層の理解促進を図ったパナソニックコネクト。不妊治療を始めた部下の相談シミュレーションを実施した、ジョンソン・エンド・ジョンソン。生理用品や妊活グッズ、更年期検査キットなどを販売するフェムテック自販機を設置した伊藤忠商事、婦人科診療を新設した大和証券グループ本社など。
取り組み内容のみならず、取り組みを推進するための工夫や効果も掲載しており、例えば、婦人科診療を新設した大和証券グループ本社は、男性社員からの理解を得るため、「⼥性を特別扱いしているのではなく、医師の視点で必要な配慮を会社として取り組む」とのメッセージを産業医から発信したという。
経産省が女性の健康経営に焦点を当てた事例集を公開したのは、今回が初。今後、各社のさまざまな取り組みを追加して事例集を拡充させたいとしている。
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