医療のかかり方・女性の健康に関する世論調査(内閣府)

内閣府は、「医療のかかり方・女性の健康に関する世論調査」を11月22日に公表した。調査内容は例えば以下。

  • 医療情報ネットの認知と利用
  • 休日・夜間に受診しようと思う状況
  • 女性の健康課題への関心
  • 女性の健康課題で知っていること
  • 女性の健康に関して行政が力を入れるべきこと

女性の健康課題への関心度が最も高かったのは「乳がんや子宮頸がんなどのがん(64.1%)」で、次が「更年期以降に現れる症状(56.4%)」(調査対象:男女2,176人)。注目したいのは2位にランクインした「更年期以降に現れる症状」。「更年期以降に現れる症状」に関心があると回答したのは、性別で比較すると、男性が53.9%、女性が57.9%とほぼ同レベルとなった。

ここ2~3年で更年期市場に参入する企業は増え、また健康経営銘柄の選定基準に「女性の健康」が追加されたことも影響し、企業や男性陣も女性特有の疾患や不調に関心を寄せるようになってきた。女性の更年期と言うと、これまではどちらかといえば ”秘め事” のようなネガティブ感があったが、情報量の増加や社会の空気が変わってきたことで認知も高まり、更年期ときちんと向き合う姿勢が生活者の間でも高まってきているようだ。⇒【詳細】世論調査「医療のかかり方・女性の健康に関する世論調査」(内閣府)

 

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