女性の疲労回復サプリメント ニーズ・利用実態・商品事例(2/3)

サプリメントの利用実態と意識

20~79歳女性を対象にしたサプリメントに関する調査結果によると、利用実態と意識は次の通り。

サプリメント摂取目的(20~79歳女性)

  • 1位:不足する成分を補うため(60.0%)
  • 2位:現在の健康を維持するため(44.4%)
  • 3位:健康のさらなる増進のため(31.9%)
  • 4位:特定の症状の不調を改善するため(23.8%)
  • 5位:なんとなく体によさそうだから(23.0%)
  • 6位:病気の予防のため(19.6%)
  • 7位:摂らないよりは摂ったほうがよさそうだから(19.1%)
    ※JDMA「機能性表示食品制度に関する調査について」をもとに編集部で集計

サプリメントを購入する時の重視点(20~79歳女性)

「機能」「価格」「品質」「成分・原料」がほぼ同じ割合。企業サイドの想定よりも意外と重視されていないのが「エビデンス」。

  • 1位:製品の働き・機能(40.4%)
  • 2位:製品の品質・安全性(38.4%)
  • 3位:価格(38.2%)
  • 4位:製品の成分・原料(35.8%)
  • 5位:メーカー・ブランド(29.3%)
  • 6位:購入場所(28.2%)
  • 7位:製品の科学的根拠(27.8%)
  • 8位:製品の製造場所(25.9%)
  • 9位:薬との飲み合わせ(23.4%)
  • 10位:サプリメント同士の飲み合わせ(20.9%)
  • 11位:メーカーの相談対応(18.4%)
    ※JDMA「機能性表示食品制度に関する調査について」をもとに編集部で集計

サプリメントに対する不満・不安(20~79歳女性)

「サプリメントを摂らない理由」の第1位と同じ「本当に効果があるか分からない」が「不満・不安」の1位にランクイン。全年代で半数越えとなっており、効果の伝え方の工夫は必須。「どのメーカーの商品を選べばよいか分からない」が第2位。他社商品との“消費者に伝わる明確な差別化ポイント”をどう打ち出すか?が課題。

  • 1位:本当に効果があるか分からない(58.0%)
  • 2位:どのメーカーの商品を選べばよいか分からない(34.7%)
  • 3位:安全性(30.0%)
  • 4位:摂り続けて問題がないか不安(25.2%)
  • 5位:薬との飲み合わせが分からない(21.8%)
  • 6位:何の成分や栄養素を摂ればよいのか分からない(19.7%)
  • 7位:体に害がないか不安(18.8%)
  • 8位:過剰な広告表現(16.3%)
  • 9位:効果に関する科学的根拠がない(14.3%)
  • 10位:いつ摂取したらよいか分からない(12.3%)
  • 11位:サプリメントの摂りすぎが心配(10.9%)
  • 12位:商品の働き(何に良いのか)が分かりにくい(10.2%)
  • 13位:原料原産地が分からない(9.3%)
  • 14位:製造場所が分からない(5.9%)
  • 15位:相談できる人がいない(5.2%)
  • 16位:相談できる場所がない(4.4%)
    ※JDMA「機能性表示食品制度に関する調査について」をもとに編集部で集計

サプリメントを摂らない理由(20~79歳女性)

1位に「本当に効果があるか分からないから」がランクイン。効果の伝え方を塾考する必要がある。2位には「なんとなく・特に理由はない」が約3割。この層は新規顧客開拓の対象としてに大いに期待できるだろう。6位の「どのメーカーの商品を選べばよいか分からないから」にも注目。企業には「明確な他社との差別化」を打ち出す戦略が求められる。

  • 1位:本当に効果があるか分からないから(45.4%)
  • 2位:なんとなく・特に理由はない(28.6%)
  • 3位:安全性に不安があるから(21.7%)
  • 4位:体に害がないか不安だから(19.7%)
  • 5位:摂り続けて問題がないか不安だから(17.7%)
  • 6位:どのメーカーの商品を選べばよいか分からないから(15.4%)
  • 7位:過剰な広告表現だから(13.6%)
  • 8位:何の成分や栄養素を摂ればよいのか分からないから(13.4%)
  • 9位:薬との飲み合わせが分からないから(11.7%)
  • 10位:効果に関する科学的根拠がないから(11.3%)
  • 11位:サプリメントの摂りすぎが心配だから(10.9%)
  • 12位:商品の働きが分かりにくいから(9.4%)
  • 13位:原料原産地が分からないから(6.1%)
  • 13位:いつ摂取したらよいか分からないから(6.1%)
  • 15位:製造場所が分からないから(3.8%)
  • 16位:相談できる人がいないから(3.1%)
  • 17位:相談できる場所がないから(2.6%)
    ※JDMA「機能性表示食品制度に関する調査について」をもとに編集部で集計

疲労回復の提案が響く年齢層

「年齢階級別にみた休養充足度の割合平成28年 国民生活基礎調査 厚生労働省」の調査結果では「睡眠による休養をとれていない」と回答したのは1位:40代、2位:50代、3位:30代だった。「疲労回復の商品・サービスが響きやすい年齢層」は40代、50代、30代と言えるだろう。詳細は以下記事をチェック。

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