代替医療の概要 種類・利用実態・メリット・効果(4/4)

代替医療(補完代替医療)を提供するクリニック

アーユルヴェーダを実施(ハタイクリニック/東京)

統合医療で患者を診るハタイクリニック(東京・目黒)は、心療内科・内科・漢方の保険診療のほか、自由診療で代替医療を提供している。アーユルヴェーダ(インド伝承医学)、超高濃度ビタミンC点滴、マイヤーズカクテル、脱糖栄養療法、免疫置換療法などを提供。創設者の故幡井勉院長は日本アーユルヴェーダ学会の元理事長。オンライン診療も行っている。

多彩な補完代替医療を組み合わせ(みうらクリニック/大阪)

みうらクリニック(大阪市)は、薬に頼らずに自然療法・食事療法を主体に治療することを診療方針に掲げている。食事療法・栄養療法、心理療法、手技療法、運動療法、温熱療法、エネルギーヒーリング、ハーブ療法・波動療法、色彩療法や芳香療法など多彩な補完代替療法を通常医療と組み合わせた統合医療を行っている。

代替医療に関する情報

統合医療情報発信サイト(厚生労働省)

統合医療について信頼できる情報を紹介しているサイト。患者や家族、医師などの医療専門家など向けに情報を提供している。

日本補完代替医療学会

代替医学の研究の促進を目的とする学会。学会誌の発行やセミナーの開催などの活動をしている。

書籍:代替医療のトリック


代替医療のトリック

治療を支える利用の位置づけ啓発を

西洋医学では完治・寛解を見込めない患者やその家族にとって、代替医療は最後の心の拠り所だ。代替医療にかける平均費用が57,000円/月であることからも、その気持ちの強さがわかる。個人差はあれど実際にポジティブな効果を感じている患者もいるので、代替医療市場の拡大を期待したいものだが、実際は悪質な業者やエビデンスのない治療法が広まっていたり、代替医療に難色を示す西洋医学の医師が多いのが現状だ。ヘルスケア企業の立場としては、「代替医療単独は危険」との啓発を十分に行った上で、現代医学だけでは完治・寛解できない患者の心理に寄り添った商品開発・情報提供を行う姿勢が求められる。

 

【編集部おすすめ記事】
医療観光、2020年の市場規模5,500億円へ 日本の取り組みと課題
地域医療の問題点と今後期待されること
予防医療ビジネスの動向・事例
不育症とは?悩む女性たちの実態と女性を支える医療・自治体・情報
がんの代替医療、死亡率高くても支持される理由 米調査

PAGE TOP
×