動画マーケティングを成功させるヒント 女性の視聴行動を年代別に捉える
動画マーケティングに取り組んでいるのに反応がいまいちなら、対象女性の年齢、動画と相性の良いコンテンツ、想定視聴時間帯、想定視聴場所を考慮した再考が必要かもしれない。ベルメゾン生活スタイル研究所が行った動画に関する調査では年代によって動画の視聴行動が大きく異なることがわかった。動画マーケティングを成功させるヒントが見えてくるはず。以下は調査結果概要。調査結果詳細はベルメゾン生活スタイル研究所サイト「オンライン動画を観たことがお買い物のきっかけになったことがある、4人に1人」からチェック(調査対象:20〜60代のベルメゾンデッセ会員女性1,707名)。
- オンライン動画を観ることに「興味関心がある」と回答したのは、全体の45.5%で、特に20代・30代に多い。
- オンライン動画で観るコンテンツは、最も多いのが「音楽映像」、続いて「ハウツー動画(料理・ヘアメイク・組立など)」。ただし年代によって異なる傾向が見られる。若年層は「音楽映像」「ハウツー動画」「映画・アニメ」が多く、年齢が上がるほど「エンターテイメント(動物・ペット系)」「ニュース」「商品紹介動画・通販」が多くなる。
- オンライン動画を観る頻度は若年層ほど高くなる。
- オンライン動画をよく観る時間帯は18〜24時。
- オンライン動画はパソコンまたはスマホで観る人が圧倒的に多いが、年代によって明確な違いが。若い人ほどスマホで観る人が多く、年齢が上がるほどパソコンで観る人が多い。
- オンライン動画をよく観る場所は全年代でリビングが最多。寝室で観る人も多いが、中高年層は少ない。中高年層は動画をパソコンで観る人が多く、一方若年層はスマホで動画を観るという使用デバイスの違いが、寝室で動画を観る・観ないに影響していそう。
- オンライン動画の見つけ方は、全年代で「検索エンジンで検索する」「動画サイト内を検索する」が多い。20代についてはインスタグラムやツイッターのタイムラインで見つける人が他年代と比べて多い。
- オンライン動画がきっかけで購入したものは、1位「ファッション」、2位「コスメ・美容」、3位「キッチン用品」、4位「靴・バッグ・アクセサリー」、5位「食品・スイーツ」
- 家事・子育て・買い物などの暮らしの中で動画があって助かったと思ったことがある人は若い人ほど多く、20代については半数を超え51.9%。60代は14%。若い人ほど、動画は日々の生活の中で欠かせない存在になっている。
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