野菜の日(8月31日) 各社実施のキャンペーン・イベント事例(2/3)

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野菜の日、各社のキャンペーン・イベント事例

カゴメ:トマトの会社から、野菜の会社に

カゴメはトマトの会社から野菜の会社になることを長期ビジョンとして掲げ、野菜に関する商品開発やプロモーションを積極的に行っている。

生鮮ビジネスの拡大

専門店員の配置による高リコピントマトの販売促進や、近年需要の高まっているパックサラダを中心とした野菜加工品販売の拡大に力を入れる。また高機能野菜であるベビーリーフの供給体制の整備を図り販売強化を目指す。

農業振興・地方創生

地域の農産物の魅力を再発見し商品化することで、地域の農産物を地域で消費する「地産地消」活動を応援。代表例に「野菜生活100季節限定シリーズ」などがある。また色鮮やかな野菜や果物の写真とともに「ニッポンの野菜不足を0にする」をコピーとしたカゴメの広告は、第9回中日新聞社広告大賞(2018年)の「読者が選ぶ東京新聞広告賞部門賞 食・健康」を受賞。カゴメが目指したビジョンの通り、今や消費者の間でカゴメ=野菜の会社、というイメージは浸透しつつある。

野菜に関する全国調査

2018年の野菜の日には、野菜不足に関する全国規模での意識調査を行いその結果を発表。調査内容では野菜摂取量のトップ3県とワースト3県の平均値を比較し、その要因について言及している。報告された五大要因は以下の通り。

  • ①平日朝食の品目数
    トップ3の平均値=2.39品目。ワースト3の平均値=2.31品目
  • ②栄養バランス意識
    「栄養バランスを意識している」に対し「あてはまる」「ややあてはまる」の合計値は、トップ3の平均値=53.1%。ワースト3の平均値=52.0%
  • ③高価格からの野菜回避
    「野菜は高いので買わない 買い控えている」に対し「あてはまる」「ややあてはまる」の合計値は、トップ3の平均値=12.2%。ワースト3の平均値=14.1%
  • ④野菜調理の手間
    「野菜調理は手間なので嫌だと思う」に対し「あてはまる」「ややあてはまる」の合計値は、トップ3の平均値=18.0%。ワースト3の平均値=20.3%
  • ⑤野菜好き嫌い
    「好きな商品に野菜があてはまるか」に対し「あてはまる」「ややあてはまる」の合計値は、トップ3の平均値=48.6%。ワースト3の平均値=38.9%

野菜レシピコンテストの開催

「菜の日」には、野菜が嫌いな大人・子ども100名が選ぶ「おいしい野菜レシピ」コンテストを開催。事前調査で設定された7つの野菜(さやまめ、ちんげんさい、トマト、なす、生しいたけ、にら、ピーマン)のうち嫌いな野菜があると答えた大人と子どもを対象にレシピコンテストを実施。嫌いな野菜でも食べやすいレシピをホームページに掲載した。

キユーピー:サラダウィークにサラダコンテンツを発信

キユーピーは8月24日の「ドレッシングの日」から8月31日の「野菜の日」までの期間を「サラダウィーク」とし、野菜に関するコンテンツを発信している。五感それぞれを楽しませる野菜選びのポイントや野菜と卵の組み合わせ方などを解説し、栄養バランスと美味しさの揃ったサラダレシピを紹介している。以下は同社公開の、野菜の日を楽しく伝える動画。

サラダクラブ:商品プレゼント

1999年設立のサラダクラブは、パッケージサラダやサラダソースを販売。2018年には「野菜の日」に合わせたキャンペーンとして、サラダ用の皿セットやサラダに合わせるトッピングセットのプレゼント抽選を行った。

JAグループ:農産物を楽しむイベント開催

食と農を基軸とした協同組合のJAグループでは国産農産物のPRを目的に「野菜の日」に合わせた特別イベントを開催。女性に向けたベジスムージーの販売や親子で参加する夏野菜の収穫体験など、野菜の新しい魅力発見や野菜への意識喚起を目的にしている。2019年のイベント予定はホームページで確認可。

日本野菜ソムリエ協会:果物と野菜のイベント開催

野菜の知識を深める資格を提供する日本野菜ソムリエ協会では「野菜の日」にちなんだイベント「野菜の日 Special Event」を開催。野菜ジュースの試飲販売や、みそ玉づくりのワークショップ、レシピコンテストや野菜川柳コンテストなど参加型イベントを中心に野菜の可能性を広く伝えた。

リンガーハット:スペシャルメニュー提供

国産野菜のみを取り扱うリンガーハットは6月1日~2日、16日、23日、28日~30日を独自に決めた野菜の日としている。記念日には野菜をふんだんに使ったスペシャルメニューを提供し、野菜摂取の促進を図る。

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