野菜の日(8月31日) 各社実施のキャンペーン・イベント事例(3/3)

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野菜・野菜メニューに関する調査

野菜の摂取量、性別・年齢階級別(国民健康栄養調査)

厚生労働省が報告した国民健康栄養調査を見ると、男女別で年代毎の野菜摂取量の平均値を確認することができる。男性よりも女性のほうが野菜の摂取量が少なく、女性が上回るのは60代のみ。しかしながら男女ともに全年齢階級で野菜の目標摂取量350gには達しておらず、20代から50代までは摂取量が300gにも満たない。

野菜にまつわる調査(カゴメ)

カゴメが食育活動の一環として行うカゴメ野菜調査隊は、子どもの野菜に対する意識調査や食育の実態など子供を軸とした調査を行っている。さらに野菜好きになる要因や、子供のころの食体験から現在の食生活への影響を調査し、食育の重要性についても説いている。

サラダ白書2018(サラダクラブ)

サラダクラブが野菜の日に毎年発表する、サラダの食文化についての年次調査「サラダ白書」。2018年の調査結果では約7割の女性がカット野菜などの時短支援商品を使用しており20代・30代の約6割以上はパッケージサラダを利用していることが判明した。同データ内の意識調査では多くの人が生活の中で最も短くしたい作業時間に「調理をする時間」を挙げている。また全体の約7割が野菜不足の意識を感じていたが、その最大要因としては野菜の価格高騰が挙げられた。

好きな野菜、野菜を食べる目的(らでぃっしゅぼーや)

有機・低農薬野菜の宅配事業を行うらでぃっしゅぼーやは2017年「野菜の日キャンペーン」の一環として野菜に関するアンケート調査を行った。調査結果によると野菜好きと答えた回答は全体の91%を占め、野菜を摂取するメリットに対してはすべての年代が「健康的な食生活の確保」と回答。「野菜を食べられないときのマイナス点は?」にはすべての年代が「健康に支障が出ること」と回答しており、野菜は健康に直結するという意識の高さがうかがえる。

野菜に関する情報

ヘルスケアトレンドキーワードで行動変容を促す

一般的に女性には野菜好きが多いが、一日の目標摂取量350g達成には、野菜をもっと積極的に摂取する必要がある。では野菜摂取量を増やすためにはどうすれば良いのか?その一つの解決策が「ダイエット」「美肌」「糖化対策」など女性が関心を示しやすいキーワードをコンセプトにしたメニュー提案。単純に「たくさん食べましょう!」と啓発するよりも、ヘルスケアトレンドキーワードを前面に打ち出したメニュー提案の方が、女性の興味関心を惹きやすく、行動変容を促しやすい。例えば女性から長い間支持されている人気のスープダイエット「脂肪燃焼スープ」は、野菜を豊富に使用するのが特徴で、意識せずとも野菜摂取量を増やすことができる。野菜の日のイベントやキャンペーンにまだ取り組んだことがない企業は、まずはヘルスケアトレンドキーワードを打ち出したメニュー提案をしてみてはどうだろうか。

 

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