結婚年齢差の平均は? 年の差婚に後悔する女性の悩みと本音(3/3)
年齢差結婚に後悔、離婚に悩む女性の現実的な本音「別れを考える時」
特に女性が年下の場合は、年齢差結婚後に結婚を後悔したり離婚に悩むケースが多い。コミュニティサイトには以下のような発言が多く見られた。主に介護、病気、寿命、体力など夫の健康面に対する不満や後悔が目立つ。他、夫の外見、夫の収入激減なども後悔の要因に。(以下は、編集部が複数のネット上の声を調査・収集し編集)
- 夫(50代後半)が男性更年期になり数年間支えている。自分はまだ30前半で若いし、子供だってまだ小さい。夫はたまに休職するから給料は激減。結婚当初は経済力が魅力だったが、今や負担でしかない。まだ自分は30代前半なのに、夫の介護にこのまま突入するのではと思うと、恐ろしくなる
- 同世代と結婚してる女友達を見ると、自分の夫がおじさんとしか思えなくて嫌になる。“おじさんな見た目”に日々耐えられなくなっている
- 年の差結婚をした友人はへそくりをして、夫が定年退職したら離婚すると言ってる
- (自分が20代前半だった当時は)40代の夫が大人の男に思えたが、夫が50歳をすぎると、おじいちゃん(初老)にしか見えなくなってくる…外見よりも中身が大事なのはわかるが、毎日顔をあわせる夫が“おじいちゃん”にしか見えないのはもう嫌悪感でしかない。この先ずっと一緒に過ごすのは考えられない
- 育児と夫の介護、夫の親の介護が同時にやってきた。結婚当時はまさかこんな早くに夫の介護がやってくるとは思ってなかった。なんのために結婚したんだろ
- 結婚時は「大人の男の余裕」「経済的・精神的な安心感」「安定感」などに魅力や幸せを感じ、数年間はうまくいくが、年の差結婚はたいてい時間の経過とともに大変なことが色々と、年下側に増えるのでうまくいっていない
- 私(40前半)はもはや夫(60代半ば)の介護要員。記憶も体力も衰えた夫は私の両親よりも老け込んでいてただのおじいさん。私はまだ友達と遊びたいし、仕事に専念したいのに、このまま数十年間、夫の面倒を見続けると思うとぞっとする。そのうち、夫は認知症、おむつ…。
- 子どもはまだ小学生(五年生)なのに、父親はすでに定年退職をして60代。普通なら「おじいちゃん」なのに、「お父さん」という呼び方が不自然にしか思えなくなってきた。下の子はまだ幼稚園。下の子の面倒を見る体力がない夫は本当におじいちゃんにしか見えず、頼りない夫にイライラする日々。私1人で子育てしている状態だし、早々にこのまま夫の介護も始まったらと思うと不安になる。
- 自分はまだ40代前半なのに、36歳年上の夫は昨年亡くなった。ここからずっと私は未亡人?
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現実は「ダブルケア+夫の介護」
子育てをしている時期に親の介護が始まることを「ダブルケア」と言うが、年齢差結婚をしている場合は「子育て」「親の介護」「夫の両親の介護」にあわせて、「夫の介護」が同時にやってくる可能性もある。本来ならまだ本格的に考えることがない介護について、30代前半にして夫の介護に向き合わざるを得なくなってしまったケースも。ネット上には、結婚して数年たち、夫の健康状態や経済状態が大きく変化したことで年齢差結婚に悩む女性たちの切実な声が溢れている。
「24歳年上の彼との結婚に、親や周りが猛反対している。どうすればいいでしょうか?」という20代後半女性の投稿に、多くの“先輩妻”たちは「(現実は夫の介護や病気、定年、収入激減など問題が実に多いから)恋愛だけにとどめておきなさい。デートする分には楽しいけど、パートナーとなると、実に多くの現実問題を突き付けられますよ」との現実的なアドバイスが多く見受けられた。
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