【2015年発表】化粧品市場規模2兆円。女性の心を掴むコツは?

2015年10月発表の、2014年度化粧品市場規模が、前年比100.5%の微増で2兆3,305億円になった(矢野経済研究所調べ)。インバウンド消費が微増に貢献した。ここ数年微増・横ばいという、成長性の部分であまり期待が持てない化粧品市場で今後「女性消費者の心を掴む化粧品戦略」について考えてみよう。

化粧品市場規模

画像引用元:矢野経済研究所

化粧品市場のうち半分を占めるスキンケア。一番の伸び率は男性用化粧品

上記グラフの化粧品市場規模のうち、製品別の市場規模を見てみよう。各伸び率は微増なのに対して、男性用化粧品市場は全体のわずか5%にも関わらず前年比101.7%と一番の伸び率となった。男性の美に対する意識が変化し始めていて国内ばかりか世界的に美容男子増加中だ。そのため、今はまだ小さな市場規模だが今後成長が期待されている。

 

化粧品市場規模

画像引用元:矢野経済研究所

各市場の前年度比と市場規模

  • スキンケア市場:100.6%の1兆771億円
  • メイクアップ市場:100.3%の5,114億円
  • ヘアケア市場:100.1%の4,251億円
  • フレグランス市場:100.7%の281億円
  • 男性用化粧品市場:101.7%の1,160億円

スキンケア市場で注目商品は大容量フェイスパック

化粧品市場の約半分を占めるのがスキンケア市場だ。そのスキンケア市場では、¥1,000前後で30~50枚入っている大容量フェイスパックが牽引している。以前まではフェイスパックは5枚入って¥1,000前後のものが中心だったため、フェイスパックは週に1回のスペシャルケアという位置づけだった。それが大容量フェイスパックの登場で、スペシャルケアが、デイリーケア用品へと定着してきた。

この商品が女性に大人気となり、スキンケア市場を牽引しているのも納得だ。安くて大容量はいつでもヒット商品の成功法則だ。(大容量フェイスパックというのは1つの袋にパックが個別包装されることなく、数十枚裸で入れられている。こちらは女性に人気の肌ラボシリーズから出ている、トロトロ感たっぷり30杯入りのフェイスパック。30枚は少ないほうで、多いものだと50枚入りのものも)

国内の化粧品市場はもう頭うちなのか?

2015年10月発表の化粧品市場規模を見てみると、ここ数円は成長というより微増・横ばいのため、今後あまり期待ができないのでは?という懸念が出てくる。実際のところはどうなのか?化粧品関連の既存企業も、新規参入予定の企業もぜひ以下を参考にしていただきたい。

明日10月15日配信のメルマガ内でご紹介するが、女性が肌ケアをするとき、一番大切にしていることは実は「化粧品でのケア」ではないという調査結果が出ている。一番大切にしていることのTOP3のうちの1つに「化粧水」が入っているものの、他2つは化粧品関連ではないのだ。(その答えはメルマガで。無料メルマガ登録がまだの方はこちらから!

参入わずか数か月で大人気になった商品に学ぼう

それらも考慮すると、国内においては化粧品市場全体はもう頭打ちになっているというのが現実だ。人口減少も考慮すればその流れも仕方ないことなのだが、しかし戦略次第では(つまり、女性の消費動向や価値観を理解すれば)、この苦しい状況の中にも商機は十分にある。

ここでご紹介したいのが、化粧品市場に2015年に後発参入したにも関わらずわずか数か月で大人気になった商品がある。シャンプーなのだが、女性消費者の心を掴むコツをしっかり抑えていることが分かる。他社の成功事例は学びが多いので、ぜひシャンプー以外の化粧品関連商品を販売する企業の方はご覧頂きたい。

<参考記事>
2015年設立の化粧品開発のRPB、卸店舗数8000店。人気の理由

 

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