栄養バランスアプリの動向 女性のニーズ別に特徴をチェック(1/3)

食の基本は「体を作ること」であるが、今は「病気予防」「心を満たす」といった役割のほか、コミュニケーションやセルフプロデュース、ライフスタイルそのものの役割を担う場合も多い。また乳児や幼児、思春期や成長期、そして成人、中年、高齢者とそれぞれの世代や時期ごとに必要な栄養素やカロリー、献立は異なり、つまり「バランスの良い食事」の定義は世代や性別、ライフスタイルによって変化する。食のニーズやありかたが多様化する中、注目されているのがパーソナル対応してくれる「栄養バランスアプリ」だ。

栄養バランスアプリとは?

栄養バランスアプリとは?

栄養バランスアプリとは、アプリ上に食事を記録することで、食事のバランスや食事時間、体重などを管理できるアプリのこと。食事記録をすることで自分の食事の傾向を客観的に見る、不足しがちな栄養素や食材に気づく、食べ過ぎや偏食を予防することができるといったメリットがある。

「食事記録」「栄養バランス管理」「栄養計算」「カロリー管理」「体重管理」といったものから「糖質管理」「食事時間管理」「レシピ提案」「外食管理」などさまざまなタイプのものがここ数年で続々と登場している。

女性にとってのアプリの利用メリット

育児中ママ、忙しい働く女性、一人暮らしを始めたばかりの女性にとって、日々の食事のバランスを整えることは容易ではない。なかなか自炊できない、外食の誘いが多い、好きな食べ物やメニューばかり食べてしまうという女性は多い一方で、「食生活を改善したい」というニーズは高い。食事や栄養のバランスが整うことによって「よりキレイに」「より健康に」が叶うからだ。

そんな女性たちのニーズに応えてくれるのが栄養バランスアプリ。アプリを使って日々の食事を記録し、データ化するだけで「食事や栄養の改善」に効率的に正しく取り組むことができる。

またひとりひとりのニーズに合った献立を教えてくれる、足りない栄養素を教えてくれる、といった1:1のパーソナルな食事コーチの役割も担っており、「並走してくれる心強い味方」「継続のモチベーションになる」と女性たちに喜ばれている。では具体的にはどのようなアプリが登場しているのか?ニーズ別に、栄養バランスアプリを見ていこう。

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