女性のストレス解消法ランキング(2/4)
女性がストレスで感じる体の変化
女性がストレスで感じる体の変化は以下の通り。疲労、美容、健康面に影響があることが見えてくる。
- 1位:疲れやすくなる(77.2%)
- 2位:頭が疲れる(66.7%)
- 3位:眼精疲労(66.3%)
- 4位:睡眠が上手く取れなくなる(62.1%)
- 5位:頭痛(58.4%)
- 6位:怒りっぽくなる(55.6%)
- 7位:肌荒れ(55.4%)
- 8位:足が冷える(53.3%)
- 9位:冷え性(51.5%)
- 10位:膝・腰が痛くなる(49.4%)
- 11位:老けて見えると感じる(46.7%)
- 12位:化粧のりが悪くなる(46.2%)
- 13位:乾燥肌がひどくなる(45.8%)
- 14位:髪がぱさぱさになる(45.4%)
- 15位:唇がカサカサになる(45.2%)
- 16位:吹き出物が出る(44.6%)
- 17位:便秘(44.4%)
- 18位:胃が痛い(40.2%)
- 19位:風邪が長引く(39.8%)
- 20位:むくみ(39.5%)
- 21位:めまい(37.7%)
- 22位:言葉使いが悪くなる(37.0%)
- 23位:口の中を噛む(34.5%)
- 24位:肥満(33.9%)
- 25位:爪が割れやすくなる(32.6%)
- 26位:耳鳴り(30.3%)
- 27位:唇の色が悪くなる(26.4%)
- 28位:生理不順(23.6%)
- 29位:歯痛(21.8%)
- 30位:呼吸不足(19.2%)
(引用:ウーマンズラボ「女性はストレスでどんな体の変化を感じる?TOP30」)
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特にストレスケアが必要な女性とは
以上を見てくると特にストレスケアが必要なのは、日々のタスクが多い30〜50代の女性であることが分かる。未婚女性より既婚女性、家族の介護をしていない女性より介護をしている女性、専業主婦より働く女性の方がストレス度が強いが、他にも「年代別」「従事している仕事別」によってもストレス要因は異なる。
年代で異なるストレス要因
30代 | 40代 | 50代 | 60代 | |
1位 | 職場での人間関係 | 体の不調 | 職場での人間関係 | 体の不調 |
2位 | 仕事内容 | 職場での人間関係 | 体の不調 | 職場での人間関係 家族関係 |
3位 | 体の不調 | 経済問題 | 仕事内容 | |
4位 | 家事・育児 | 仕事内容 家族関係 |
家族関係 | 経済問題 |
5位 | 家族関係 | 経済問題 | 眠れない・睡眠不足 | |
6位 | 公共の場でのマナー違反 | 眠れない・睡眠不足 家事・育児 通勤時の混雑・渋滞 |
公共の場でのマナー違反 | 仕事内容 |
7位 | 経済問題 | 眠れない・睡眠不足 | 家事・育児 | |
8位 | 通勤時の混雑・渋滞 | 通勤時の混雑・渋滞 | 異性との人間関係 | |
9位 | 異性との人間関係 | 異性との関係 | 家事・育児 | 通勤時の混雑・渋滞 |
10位 | 眠れない・睡眠不足 | 公共の場でのマナー違反 | 異性との人間関係 | 公共の場でのマナー違反 |
株式会社えがおのストレス実態調査 「普段ストレスを感じること女性TOP10」よりウーマンズラボ作成
産業別の精神障害事案
平成29年版過労死等防止対策白書では「過労死等をめぐる調査・分析結果(第3章)」の中で、業種別に精神障害が起きた数を掲載している。これによると、男女合わせて最も多いのは以下5業種(調査対象期間:2010年1月〜2015年3月)。
- 製造業(349件)
- 卸売業、小売業(290件)
- 医療、福祉(230件)
- 運輸業、郵便業(214件)
- 建設業(148件)
次のグラフを見てもわかる通り、いずれの業種においても男性の方が精神障害の事案数が多いが、唯一飛び抜けて女性の方が多い業種がある。「医療、福祉」だ。
このうち自殺事案にまで発展したものを業種別に見ると、女性の中で最も多かったのは「医療、福祉」だった。「医療、福祉」で女性の精神障害事案数が多い理由としてまず考えられるのは、この業種においては男性よりも女性の就業が圧倒的に多く、また、女性だけで見ても、就業者数の割合が全業種の中で最も多いことだ。
もう一つは、働き方や心理的負担の大きさだ。拘束時間が長く、さらに交代勤務や深夜勤務など勤務時間が不規則な上に、精神的緊張を伴うことも多い。心身ともにストレスがかかる仕事がゆえに、うつ病などといった精神障害を抱えやすいと考えられる。
(引用:ウーマンズラボ「『精神障害』男性より多い唯一の業種は?特にストレスケアが必要な女性たち」)