2025年の高齢者市場は101兆円、それでも乗り込まない企業の理由(2/4)

高齢者市場規模は急速に拡大、2025年に101兆円へ

高齢者市場、100兆円へ

みずほコーポレート銀行の産業調査によると、高齢者(ここでは65歳以上と定義)の市場規模は、2025年は101.3兆円規模に拡大する(※)。背景にあるのはやはり高齢者人口の増加で、2025年は人口ボリューム層である団塊世代にあたる全ての人が75歳以上に突入することが大きい。なお、この年の高齢化率は30%に達すると見込まれている。(※)既述の通り高齢者市場とは、家計支出における消費支出と社会保障給付を合わせた市場のこと

高齢者市場の内訳、3分野

同調査では高齢者市場を形成する3分野を次のように分類している。

1.生活産業

  • <市場規模>
    2007年:40.3億円
    2025年:51.1億円(26.8%増)
  • <主な構成要素>
    ・食料(食料品製造業、飲食店他)
    ・家具・家事用品(製造業、卸・小売業他)
    ・被服・履物(繊維業他)
    ・交通・通信(運輸業、情報通信業他)
    ・教養・娯楽(教育・サービス業他)

2.介護産業

  • <市場規模>
    2007年:6.4億円
    2025年:15.2億円(137.5%増)
  • <主な構成要素>
    ・在宅介護(訪問/通所サービス、介護予防支援、福祉用具)
    ・居住系介護(短期入所サービス、グループホーム)
    ・介護施設(介護サービス、入居費用・施設関連費用)

3.医療・医薬産業

  • <市場規模>
    2007年:16.2億円
    2025年:35億円(116%増)
  • <主な構成要素>
    ・サービス(医師など人件費、調剤報酬)
    ・器具(診断機器、処置/手術器具)
    ・医療(治療薬、診断薬、予防薬)
    ・施設関連費用(入院費用)
    参考:みずほ銀行「高齢者市場」
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