ママ市場のマーケティング基礎知識・ニーズ・消費のツボ(5/5)
ママ市場の理解・リサーチに役立つデータ・書籍
- 平成29年版 働く女性の実情(厚生労働省)
- 平成30年版 労働経済の分析(厚生労働省)
- 平成30年度 少子化社会対策白書(厚生労働省)
- 母子世帯数及び父子世帯数の推移(内閣府男女共同参画局)
- 厚生労働省「地域児童福祉事業等調査の概況」
- 【書籍】働く女性 ほんとの格差
- 【書籍】女性市場攻略法
他
ママ市場、今後の課題
ママ市場は今注目の的で続々と商品・サービスが登場するも、課題は多い。課題解決につながり、かつママの気持ちに寄り添った商品・サービスの提供が今後増えることを期待したい。以下はママ市場における課題例。
- 家事、育児などママ側に負担がかかりやすいのが現実(夫や社会、企業の理解&協力不足)
- ママが子どものために安心して購入できる商品、サービスはまだまだ少ない(例:お菓子、レトルト食品、コスメなど)
- 時短商品は次々登場するも、ママの「大忙しな毎日」は解決されないまま
- 女性活躍推進とは言え、子育てママは、肩身の狭い思いで働き続けているのが現状
- 離職して専業主婦になると、復職は難しくキャリアを活かせないママは大勢いる
- 子どもと一緒に気兼ねなく遊びに出かけられる場所やお店は意外と少なく、探すのに苦労する
- シングルマザー(平成27年のひとり親世帯は母子世帯数が75.5万世帯)は経済的にも社会的にも生きづらい
- ワンオペ育児や育児ストレスを強く感じるのは、負担を強いられがちなママ側に多い
- 育児の悩みを気軽に相談できる相手やコミュニケーショングループが身近にないため、一人で抱えてしまうことも
- 子どもが急な病気になったときに頼れるサービス(例:病児保育)が身近になく、仕事との両立が難しい
など
ママ市場の中でも特に早急な課題解決が求められるのが母子家庭・父子家庭。各社の課題解決に向けた取り組みは参考にしたい。
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