スポーツクラブ売上ランキングと、業界トレンド2020(1/2)

スポーツクラブ売上げランキングTOP10と、2019年のスポーツ業界の動向・トレンドを予測。

スポーツクラブの売上ランキングTOP10

経済産業省の調査によるとスポーツクラブの会員数は全国でおよそ350万人弱で、業界動向サーチの調査によると、スポーツクラブ業界全体の売上げは3,063億円。スポーツクラブ売上高ランキングのトップ10は以下の通り(2018-2019年)。

  • 1位:RIZAPグループ (772億円)
  • 2位:コナミHD (634億円
  • 3位:セントラルスポーツ (542億円)
  • 4位:ルネサンス (460億円)
  • 5位:日本テレビHD (377億円)
  • 6位:コシダカHD (279億円)
  • 7位:東祥 (201億円)
  • 8位:東急不動産HD (179億円)
  • 9位:野村不動産HD (170億円)
  • 10位:バローHD (131億円)
    (参考:業界動向サーチ.com「スポーツクラブ業界」)

スポーツ業界2020のトレンドキーワード

1.スポーツと人々の接点多様化

さまざまなフィットネススタイルが誕生する昨今。シニア層の大型スポーツクラブの利用が増える一方で若い世代にウケているのは、快眠やマインドフルネスなど心にアプローチをかけることを目的にしたプログラムや、VRやARを取り入れたエクササイズ。忙しい現代人をサポートするために、「電車で通勤しながらフィットネス」や「パソコンで仕事をしながら歩く」など、ながらフィットネスの商品・サービスも関心が寄せられている。より細分化されたスポーツサービスが引き続き注目を集めそう。

女性注目のスポーツトレンドをチェック

2. リカバリー

オリンピック効果や健康志向の定着で運動を習慣化した女性が増えたことで、女性のニーズは「運動の習慣化」から「疲れを翌日に残さない」へ移行。運動後のリカバリーに注目が集まっている。働く女性や働くママが増加したことも「疲れを翌日に残したくない」ニーズの高まりに影響している。2020年のスポーツ関連市場では、リカバリー、ストレッチ、コンディショニング、休息、回復などのキーワードをチェック。

3.女性の選択基準は“Fun!”

さまざまなスポーツクラブの登場で選択肢が幅広くなったこともあり、今や女性たちのジム選びの基準は、単純に「効果」よりも「楽しみながらボディメイクできるか?」へ。女性の運動促進や継続率を上げるなら、「Fun!」要素は重要なキーワード。

4.家中フィットネス

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、自宅でフィットネスに取り組む「家中フィットネス」の需要が高まっている。家中フィットネス用グッズを活用したトレーニングに励んだり、動画やアプリを使ってトレーニングを行ったり。スポーツイベントの自粛が続いていることも、家中フィットネスの需要を後押しするだろう。

2020年の女性市場トレンドと消費傾向

続いて、2020年の女性市場全体のトレンドと消費傾向について。女性を対象にしたスポーツマーケティングの戦略立案の前に「2020年の女性市場トレンドと消費傾向」を確認しておこう。当サイト運営会社の当社ウーマンズが、2020年2月の幕張メッセ開催展示会の講演で発表させて頂いた内容を記事にしたのでご興味あるかたはぜひご参考にして頂きたい。女性市場トレンドと消費傾向

 

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