1月の女性ヘルスケア市場ニュースまとめ、記事51選
2025年1月に公開した記事を一挙振り返り。今月の注目ニュースは、2025年度に始まる新たな保育政策。少子化や待機児童の大幅な減少を踏まえ、これまでの待機児童対策を中心とした保育の「量」拡大から、「質」の確保・充実へと、保育政策の軸が大きく転換されました。それに伴い保育所におけるインクルージョン推進も掲げられ、障害児・医療的ケア児の受け入れ体制の強化や、病児保育の充実が盛り込まれました。これまでにも医療的ケア児や病児保育の支援は官民で進められてきましたが、保育の”質”を重視する政策への転換を機に社会の認識が深まり、乳幼児の健康サポート需要に拡大が見られそうです。ベビーテックの普及や保育DXの進展にも要注目。
最も読まれたのは、フェムテック・フェムケア市場の今後のポテンシャルを予測した記事。医療・ヘルスケアに特化した市場調査会社インテージヘルスケアによる分析で、予測は25年間にわたる女性生活者調査がもとになっています。幻滅期に入ったフェム市場で今後求められるのは、”話題性”よりも”実用性”。それを前提に、どんな視点で商機を見つければ良いのか?そのヒントが見えてくる内容です。
女性の健康ニュース
- ヘルスケアビジネスコンテスト「JHeC」のグローバル版「GHeC」、大阪万博で6月に開催
- 女性の健康寿命は75.45歳へ延伸、日常生活に制限がある期間は11.63年へ短縮
- 女性・認知症・要配慮者を対象にした災害対策ガイドブックまとめ、能登半島地震から1年
- 2025年度に始まる保育政策、新たな3つの柱 障害児・医療的ケア児の受け入れや病児保育を充実
- 思春期の「健康関連QOL」に性差、その要因を明らかに
- 「世界で最も女性が働きやすい企業」400社、日本は13社がランクイン
- 「女性の健康」政策、ヘルスケア事業推進に必須の基礎情報まとめ(2024~2025年)
- 2025年の心身の健康の見通し、33カ国で日本人は最も悲観的 世界の世論調査
- ソーシャルジェットラグが肌へ悪影響、10〜20代女性へのアンケートと睡眠介入試験で明らかに コーセー
- 「日本スタートアップ大賞2025」募集開始、医療・福祉の部門も
- AI・XR・メタバース活用のメドテックなど7件が受賞、Tokyo Social Innovation Tech Award2024
- 低いBSE実践率、乳がんによる死亡を減らすアプローチとは?一定水準の教育を受けた働く女性を調査
- 決勝戦は万博、女性によるサステナビリティ課題の解決 ピッチコンテストの参加募集
女性ヘルスケア業界動向
- 認知症サービスのカオスマップ2025、見守り・BPSD予測・認知機能チェック・ePROなど
- 女性のライフコースアプローチ、健康施策の基盤として国内外で本格始動
- Amazon薬局にはない価値とは?「女性の健康支援」に取り組む薬局の事例から議論
- BtoGtoC・BtoBtoEのヘルスケアサービス導入で重視すること、「自治体」と「企業」で顕著な違い
- まちづくりの領域で広がる0次予防、トレンドは「無意識にヘルスケアできる環境整備」
- デジタルメンタルヘルスのカオスマップ2024、医療機関紹介・AI・フェムテックなど13領域
- 健康・医療・介護福祉の展示会一覧(2024~2025年版)
女性生活者のデータ分析
- 行動者率を項目別・年代別にグラフ化、女性が健康のために日頃行っていること(20〜80代)
- 肩こりで業務に支障が出やすい職業は?20職種1,000人に調査
- 森林でヘルスケア、女性のニーズは7割超え
- 化粧品市場での構成比率は1割未満も、自然派・オーガニック化粧品市場は堅調に拡大 1,779億円へ
- 推し活女子の消費額は平均40万円/年、ネイルやヘアメイクの“参戦準備代”やオタク間取引も活発
- 高齢者の拒否的な態度や感情の起伏が課題に、福祉従事者の現場での困りごと
- バスタイムで女性が「一番面倒」と思うこと、トップ10(20〜59歳)
- 女性の悩みランキング、年代別(10〜80代以上)
- 休診で婦人科を受診できず困った時、女性はどんな行動をとる?
- 健康状態別、高齢女性の楽しみ・喜びを感じることランキング TOP20(65歳以上)
- 国内初、更年期のオンライン診療による治療効果を調査 8割が3ヶ月以内に改善
- 女性が好むのはどんなスポーツ? 年代別20種目ランキング(10〜70代)
- ダブルケアラーのうち女性は6割で11.7万人、ボリューム層は40代前半
- 女性が美容のためにお金・時間を使いたい部位と理由、美容アイテムの購買動向を調査(10〜60代)
- フレイル予防のために何をしている?性別・年代で行動者率と認知率に差(50〜70代)
- フェムテック・フェムケア、次のポテンシャルは「対処市場」「予防市場」の両輪 25年間の時系列調査から考察
- シニア女性が “幸せ” を感じるための必須条件、自分・家族の心身の健康がトップに(50〜80代)
- スマートシティに期待する分野、最多は「医療・ヘルスケア」
マーケティング事例
- 2050年には16.9兆円へ、注目市場の「患者のQOL支援」で製品・サービス開発が続々
- ロレアル、長寿の科学「ロンジェビティサイエンス」による肌分析デバイスをCES2025で発表
- フェムテックもステルス化、行動変容不要の最新のヘルスケア事例3選
女性のヘルスケアトレンド
- 2025年女性トレンド最前線!ペルソナ別インサイトで見る消費動向
- シニア女性のトレンド2025 「ラスパ」「エイジフリーWORK」「シニア解放区」など
- 【人気商品の事例】女性に多い症状を緩和、手指に徹底特化したマッサージャー
- 2025年の働き方トレンド、健康カテゴリーでは「アンチエイジング」「メンタリング」
- ミレニアル・Z世代に支持されるAI搭載のタトゥープリンターなど、2024年のガジェットトレンドトップ100
ウーマンズ図書室
女性ヘルスケア市場はどうなる?最新動向
ヘルスケア領域の女性トレンドと業界トレンドを、今年度も徹底分析!最新動向を全103ページのレポート「「女性ヘルスケア白書 市場動向予測2024 〜健康トレンド・業界動向・女性ニーズ〜」にまとめています。昨年は2,300社にご利用いただいた、毎年人気のアニュアルレポート。ぜひご活用ください!
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