7月の女性ヘルスケア市場ニュースまとめ、記事60選
2024年7月に公開した記事を一挙振り返り。編集部が最も注目したニュースは、アマゾンジャパンが23日に開始した処方薬のオンライン販売サービス「Amazonファーマシー」。ビッグテック企業の参入を各マスメディアが一斉に報じ、大きな話題を集めました。Amazonが処方薬の販売事業を始めることで中小薬局の淘汰が進むとみられ、今後の業界動向が気になるところです。が、編集部が気になったのは、世間の反応。日頃使っている通販サイトで処方薬を購入できる利便性は確かに高い評価を一定程度得ているものの、重要度の高い個人の健康情報が薬剤師以外の手で”配達”されることを不安視している声が多く見受けられました。
女性の健康ニュース
- デジタル・デバイド解消に向けた技術研究開発に補助金交付、ソフトバンクなど5社を採択
- 猛暑は目前、パルコなど商業施設の大型ビジョンで熱中症予防の情報を放映
- ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット2024、パシフィコ横浜で開催
- 未来のフェムテックトレンドを予測、英国でLondon Tech Week開催
- HPVワクチン「キャッチアップ接種」の終了を前に、全国7大学でキャンペーン
- 介護テックの重点分野を改訂、3分野を新たに追加 経産省・厚労省
- 女性アスリートの健康を支援、「Female Sport ナビ」開設 日本スポーツ振興センター
- 女性特有の不眠対策が明らかに、森林浴の頻度と不眠の関係
- 大気汚染で体外受精の成功率が低下 オーストラリアの研究結果
- 従業員の卵子凍結を支援、企業の導入相次ぐ ユニ・チャームやパナソニックなど
- 認知症の行方不明者1.9万人で最多更新、女性8,442人
- 女性の骨量を増やす新しいホルモンを発見 カリフォルニア大学の研究
- 働きながら不妊治療・育児・介護…複雑な諸制度のポイントがわかる最新のデジタルブック
- 総合不動産の立場を活かし、生理用品の無償提供を開始 東京建物グループ
- Amazonで処方薬が買える新サービスに、反対・不安・疑問の声
- タンポン、14ブランドから有毒金属を検出 米研究
- 平均寿命、日本女性は87.14歳、39年連続で世界一位に
- スタートアップによる経済効果は19.39兆円、外部出資を受けた約9,000社を調査
女性ヘルスケア業界動向
- 人口黄金期のベトナムで健康食品市場が拡大、女性消費者のニーズと課題は?
- 美容医療の市場規模5,940億円へ拡大、5つの市場トレンド
- 高齢女性の最新の主要データ公表、高齢社会白書(令和6年版) 内閣府
- 東南アジア新興国で盛り上がる医療ツーリズム、各国の最新動向
- 美容サロンの市場規模、2.6兆円へ拡大 注目は中年女性の美容ニーズ
- 韓国コスメ人気で、日本の化粧品受託製造市場への影響が懸念
- 「日本スタートアップ大賞2024」受賞者発表、次世代のロールモデルとなる医療・福祉のスタートアップ
- 調剤薬局業界で活発化、進む6タイプの事業展開
- 機能性関与成分ランキング、人気トップ10 圧倒的首位は?
女性生活者のデータ分析
- AIによる「おすすめ機能」、女性消費者はどう感じている? 年齢で顕著な差(10〜80代)
- 令和時代に主流の家族形態は? 図解で見る昭和60年〜令和2年
- 女性が好むのはどんなスポーツ? 年代別20種目ランキング(10〜70代)
- 健康食品の摂取控えは起きるのか?紅麹サプリ問題がもたらした消費基準の変化と本音(20〜70代)
- 「高評価」より「低評価」の口コミを重視するのは、中高年より若年女性
- 熱中症対策は何してる?ランキングトップ10、顕著な男女差(20〜60代)
- 未就学児の育児をしている女性は何歳代に多い? 年代別の数(10〜50代以上)
- 年間で健康にかける平均金額は約13万円、中高年女性が求める健康サービスとは?
- 女性たちの健康・医療の情報収集行動
- 「ブランドの知名度や受賞歴」VS「口コミ」、女性が重視するのはどっち?
- ストレス解消法、男女で顕著な違い(20~60代)
- 女性の悩みランキング、年代別(10〜80代以上)
- 実は少数派の「健康低関心層」、健康関心度尺度を用いた調査で明らかに
- 健康食品を摂取している女性の割合と、摂取する目的(20〜70歳以上)
- 女性の健康行動者率が最も高い年代は? 健康のために日頃行っていること(20〜80代以上)
- 働く女性のストレス、ピーク期を分析 58歳以降で高ストレス者が減少
マーケティング事例
- 郵送不要の尿中エクオール検査キット、クラファン3時間で目標額達成 テクノメディカ
- デリケートゾーンケア商品が好調で販路拡大、勝因は老舗ならではの強み 牛乳石鹸
- 本格エステを介護付有料老人ホームで、初のサービス化へ ソシエ
- 製薬企業が「薬では解決できないことを解決する」新会社を設立、大鵬薬品
- 人気フェムケア商品「よもぎ温座パット」の「低温タイプ」、全国のDgSへ販路拡大 グラフィコ
- 化粧品メーカーが健康レストラン運営に続々と参入、ファンケル・THREE・SHIROの事例
- 広がるインクルーシブデザイン、ヘルスケア商品・サービス事例4選
- 女性たちの病中・病後を支える共生アイテム、なぜ商機は今?
- 業界初の「500円均一のOTC医薬品ブランド」、ビックカメラとコジマで販売開始
- フェムテックで更年期を症状別にケア、商品・医療機器・医療サービス6選
- 女性の注目を集めた、マーケティング事例41選
女性ヘルスケアトレンド
ウーマンズ図書室
- UXはどうデザインする?60の事例から学ぶ、顧客体験のつくり方
- 健康食品マーケティング3.0 ヒット商品を生み出す戦略とは?
- 女性が60歳過ぎたら買いたいモノって? 160万部突破の人気ムック本から学ぶシニアのニーズ
- 医療・介護の制度と業界動向をコンパクトに理解、日経ヘルスケアの記者がつくったガイド本 2024〜2025年版
女性ヘルスケア市場はどうなる?最新動向2024
ヘルスケア領域の女性トレンドと業界トレンドを、今年度も徹底分析!最新動向を全103ページのレポート「「女性ヘルスケア白書 市場動向予測2024 〜健康トレンド・業界動向・女性ニーズ〜」にまとめています。昨年は2,300社にご利用いただいた、毎年人気のアニュアルレポート。ぜひご活用ください!
運営元
ウーマンズは「女性ヘルスケア市場専門のシンクタンク」として、女性ヘルスケア事業の成長・変革を推進するマーケット情報を収集・分析・整理し、最新知見を企業様にご提供。女性ヘルスケア市場に特化してマーケティング支援を行ってきた「豊富な実績」「15年にわたり継続的に行っている調査分析により蓄積した知見やノウハウ」「業界ネットワーク」を活かし、女性ヘルスケア事業を行う産学官の「どうすれば製品・サービスを広く社会に流通させられるか?」の課題解決に取り組んでいます。事業内容は「コンサルティング事業/ビジネスメディア事業/MICE事業/BtoB広告事業」。最新レポートや新着セミナーのご案内、制度変更などヘルスケア業界の重要ニュース、企業様から頂戴する「女性ヘルスケアビジネスあるある相談」への回答など、ニュースレターで配信中。ぜひご登録ください!